[ゐ]ゐ太夫の野球論

[ゐ]ゐ太夫のぶろぐ から「のれん分け」阪神タイガース中心にプロ野球、アマ野球、MLBまで愛情持って時に辛口に論評します!

【阪神】中村GM責任論!最後の砦の中島までオリックスに獲られ 補強戦線全敗の無策ぶりは目に余る!

オリックスから中島裕之獲得が正式に発表された。タイガースは中島の動向を昨年から調査しており、好条件も提示していたはずが、土壇場で最後に名乗りを挙げたオリックスにさらわれる形となった。

中島が今季2Aでも苦境に立たされていた経緯から、国内復帰で活躍出来るか?は個人的には懐疑的であったが、球団編成部が「獲得」を公言しておいて他球団に獲られた責任は誰が負うのか?

国内FA・メジャー帰り含め、補強戦線全敗に終わり、鳥谷の去就を定まらぬ中、編成トップの中村GMに何事もなくGM職を続けさせるのか?


【スポンサーリンク】




真夜中の「中島・オリックス入り」の報道には「まさか!?」と
その「信ぴょう性」を疑った。

ここに来て、オリックスが阪神を上回る好条件を提示し、
代理人スコット・ボラスから「更なる上積み」の意思確認を
球団側が「断った」経緯までは把握していたものの、
急転直下の展開に驚くばかりだった。

今季、故障もあったが2Aでも満足な成績を残せておらず、
かの有名なアスレチックス、ビリー・ビーンGMをして、
「中島獲得は大失敗だった。上に上げようにも余りに酷い」と
言わしめた中島の現状で、果たして獲得して期待通りの活躍が
出来るのか?は、個人的には懐疑的だった。


しかし、球団編成部としては「中島獲得」に動き、
実際に「交渉」に入ったうえで、最後の最後に「オリックス」に敗戦。

来季球団創立80年を迎え「何が何でも優勝する!」
その為に「大型補強に動く」といった号令の元、国内FA・メジャー帰り選手の
獲得を画策したが、いずれも「残留」や「他球団との獲得競争に破れ」
オリックス・金子も突然手術に踏み切り「残留濃厚」という中、
「補強戦線全敗」という余りにも無残な結果となった。

メジャー移籍?か残留か?まだ進路を定かにしていない鳥谷も残留の線が濃厚と
報じられているが、獲得を目指した中島と同じスコット・ボラスを代理人に
しているだけに「何が起こるか分からない」と見ていた方がいいかもしれない。

元々、交渉事の下手な編成部が、やり手のスコット・ボラスと対等に
渡り合えるとは思えなかったが、今回の中島の獲得ならずと、
鳥谷メジャー流出となれば、球団編成トップの「取締役」の肩書きが付く、
中村GMの責任論は追求されて然るべきだ。


【スポンサーリンク】




今季途中にも、中村GM自身が渡米して最終確認までして獲った
建山が無残な結果で「引退」

このオフは例年にも増して質の高い「自由契約選手」が出たにも関わらず、
その獲得も後手後手に回っていた。

優勝した巨人が、FA補強と平行して「自由契約選手」の獲得にも、
しっかりと動いていたのとは対照的に、阪神は「大型補強」に目が
向きすぎていたのではないか?

いずれにしろ「大型補強」を社是として公言し、大失敗に終わった結果と、これまでにもあった人事の失敗から「誰かが何らかの責任」を取るべき局面に来ていると思うのだが。

(関連記事)toradayu.hateblo.jp
toradayu.hateblo.jp
toradayu.hateblo.jp

© 2015 [ゐ]ゐ太夫の野球論, ALL RIGHTS RESERVED.
※当ブログの文章、画像、図表等を含む一切の著作物の盗用、不正利用を禁じます。