ドジャースに移籍したマエケンこと前田健太が、現地5日のダイヤモンドバックスとのオープン戦で初登板初先発!
予定の2イニングを投げ、1安打無失点、2奪三振、無四球で降板。ドジャース監督のロバーツ、ハニーカット投手コーチも、前田の投球を絶賛。地元メディアも「期待よりはるかに高い内容のピッチングを魅せた」というロバーツ監督らのコメントを添え「支配的なデビューを飾った」と好投を高く評価しています!
メジャー初マウンドで躍動するマエケン
前田健太 メジャーOP戦初登板!
(映像:MLB.com)
前田健太 初登板 客席からの映像
アリゾナ州グレンデールのキャメルバック・ランチでのダイヤモンドバックスとのオープン戦で初登板初先発のマウンドに上がった前田健太。
テンポ良く投げ込み、持ち前の制球力でストライク先行のピッチング。
1回2アウトから、昨季規定打席には足りていないものの打率.311の3番フィリップ・ゴセリンに2塁打を打たれるも、ゴセリンが三盗を狙うも、正捕手ヤズマニ・グランダルが刺し、初回を終了。
(映像)三盗を刺すグランダル
(映像:MLB.com)
続く2回は、パーフェクトに抑え、予定の2イニングをほぼ完璧な内容で終えました。
この日の2度の奪三振は、いずれもスライダーで、早めに追い込み、テンポ良く変化球で三振を奪うスタイルは、カープ時代と変わらぬマエケンの姿。
そして、この日投げた28球の内18球がストライクで、対戦したすべての打者の初球もストライクから入るという、絶妙なコントロールを披露し、観客からも賞賛の声が挙りました。
初登板初先発を終えた前田健太のコメント
「全てのボールをコントロールできた。打者の反応が見られ、手応えのある球もあった。しっかりコントロールできて、正直、ボールとマウンドに対する不安はなくなった。収穫の多い登板だった」 「日本と違う球場の雰囲気や応援スタイルで、米国に来て初めて試合で投げたなと感じた」
ちなみにメジャーファンならご存知でしょうが、この日、前田健太の投球を受けたドジャースの正捕手ヤズマニ・グランダルの打撃のルーティンは、あのイチローをまねたもの。
打撃不振に陥った時に、試しにイチローのマネをしてみたら、打てる様になり、続けているとのことです。
話を前田健太に戻すと、元々キャンプインの始動が遅いMLBでは、この時期でもまだまだ投手有利の傾向は否定出来ません。
今後、徐々に打者の調子が上がってきても、変わらず抑えられるでしょうが、果たしてどうか?
そして、契約時に散々騒がれた、かなり低い年俸をベース+インセンティブという、ベテラン投手に対する様な契約条件(精密検査の結果、異常が見つかったためという理由有り)を、呑まされましたが、シーズンに入り、バンバン抑えて、インセンティブでがっぽり稼いで、見返して貰いたいものです!
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