谷繁監督の逆鱗に触れ、強制送還後、すぐに落合GMから「解雇通告」を受けた吉川大幾。その真実は?
解雇後、巨人への入団が決まったが「なぜ?」「中日の期待の若手だったはずでは?」の不可解さは残ったままだった。
しかし、幾つかの動画を観るとその理由と彼の高い野球センスの両面が見えてきた。
※当記事は「ゐ太夫のぶろぐ」にて2014年11月20日に掲載したものです。
【中日二軍】 エラーばっかりするのでボロカスに野次られまくる中日の吉川 - YouTube
ドラゴンズ二軍ファンには、エラーばかりする気の抜けた吉川のプレーは有名だった様だ。
期待の若手が相当野次られている。
ファームの試合で盗塁仕掛けるもタイミングアウトを自分で判断してしまい、スライディングもせず、立ったまま悠々タッチアウトを喰らう。 相手選手も一瞬「えっ!?」という感じで失笑。
その後、当時の井上二軍監督から大目玉。
スライディングで巧くタッチをかいくぐることは必須であり、そのための技も磨かなければ、プロでなくてもNGプレーだ。
【中日練習動画】 谷繁ノックでボロボロになる吉川大幾 - YouTube
2014秋季練習で谷繁監督から直々にノックを受ける吉川。
しかし、この数日後に「解雇劇」が起こる。
中日ドラゴンズ 吉川大幾 プロ入り初打席 2012/09/13 - YouTube
2012年のプロ初打席初打点のシーン。
ボールの見送り方は懐の深さ等、やはり天性のセンスを感じさせ、一軍初打席でも粘りに粘ってのタイムリー。
十分な素質はあるだけに、首脳陣やファンは歯がゆさを持っていたと思われる。
過ぎてしまったことは仕方ないと言いたいが、ミスではなく手を抜いていると見られても仕方のないプレーや態度が続いていたことは事実の様だ。
せっかくの野球センスを無駄にしかけた吉川には新天地の巨人でもう一度、よく自分を見つめ直して、今後の彼の本来の実力を発揮してもらいたいと思っている。
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