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【速報動画】阪神 新守護神マルコス・マテオ獲得!マテオとはどういう投手か?動画で検証!

賭博疑惑の呉昇桓(オ・スンファン)との交渉を打ち切ったタイガース。代役のストッパー候補とされていたマルコス・マテオ投手との獲得交渉が大筋合意に達し、入団が確定した模様です。マテオのプロフィール、どういう投手か?動画で検証します!

マテオ投手はドミニカ出身の31歳。2004年レッズに入団。07年にカブスに移籍しメジャーデビュー。今季はパドレスへマイナー契約で移籍し、3Aで25試合に登板し、3勝0敗9S、防御率1.69。6月下旬にはメジャー昇格し、26試合に登板し1勝1敗0S、防御率4.00。メジャー通算成績は70試合で2勝4敗0S、防御率4.65。

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まさに寝耳に水の呉昇桓(オ・スンファン)の賭博疑惑により、来季ストッパー不在の状況に陥ったタイガース。

復帰した藤川球児は故障明けで、連投に不安があり、先発としての起用プラン。

福原のストッパー再転向案も出る中、編成は前広島のデュアンテ・ヒース、ホワイトソックスのマイケル・クレト、マリナーズのアンソニー・バス、ブレーブスのデビット・アーズマらをリストアップ。

その中で筆頭候補として獲得を狙っていたのが、マルコス・マテオでした。

金本新監督は、新ストッパー獲得は、ギリギリまで時間を掛けてもいいとコメントしていましたが、球団側は新外国人投手を2人獲得する予定で、まず1人は確定させておきたいため、今回のマテオ獲得の決定に至った様です。

マルコス・マテオ プロフィール

マルコス・マテオ 右投げ右打ち 185cm、100キロ。右投げ右打ち。 1984年4月18日生まれ、31歳。ドミニカ共和国出身。

シンシナティ・レッズ

2005年 シンシナティ・レッズと契約。 ルーキーリーグで、13試合に登板し、2勝3敗、防御率4.30。

2006年 レッズ傘下ルーキーリーグ、ビリングス・マスタングスで18試合に登板。5勝1敗1セーブ。防御率3.20。

2007年 1A、デイトナ・ドラゴンズで41試合に登板。2勝4敗6セーブ、防御率3.62。

シカゴ・カブス

2007年9月にトレードでカブスへ移籍。

2008年 A級ピオリア・チーフスで8試合に登板。4月30日にA+デイトナ・カブスへ昇格。25試合に登板し。4勝3敗、防御率4.28。オフの11月19日にカブスとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たす。

2009年 A+デイトナで開幕を迎え、4月25日にAAテネシー・スモーキーズへ昇格。AA級で34試合に登板し3勝6敗、防御率4.07。

2010年 AA級テネシーで開幕を迎え、4月にAAA級アイオワ・カブスへ昇格。しかし5試合で防御率6.52と打ち込まれ、5月にAA級テネシーへ降格。 その後は膝の故障で離脱。ルーキー級アリゾナリーグ・カブスを経て、7月にAA級に復帰。 8月にAAA級アイオワへ昇格し、3試合・3イニングを無失点に抑え、8月9日にメジャーへ昇格。 同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー。初登板はサヨナラタイムリーを打たれ、メジャー初登板初黒星を喫した。 その後はリリーフに定着。この年は21試合に登板。0勝1敗1ホールド、防御率5.82。

2011年 開幕ロースター。20試合の登板で防御率5.74。7月に右肘の故障で15日間の故障者リスト入り。その後は復帰できずにシーズンを終了。

2012年 右肘の故障で、開幕前に離脱。6月にトミー・ジョン手術をし、この年の登板はなし。

2013年 シーズン序盤は術後のリハビリに専念。6月にルーキー級アリゾナリーグで復帰し、7月にAA級テネシーに昇格。7月末にはAAA級アイオワへ昇格。AAA級では13試合に登板したものの、メジャーへ昇格はなし。

2014年 AAA級アイオワで33試合に登板。3勝0敗2セーブ、防御率3.86。

サンディエゴ・パドレス

2015年 パドレスにマイナー契約で入団。AAA級エル・パソ・チワワズで22試合に登板。2勝0敗9セーブ、防御率1.86の成績を挙げ、メジャー昇格。26試合に登板。1勝1敗1ホールド、防御率4.00。

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マルコス・マテオ 投球映像

2015年3月 vsカブス シーザーから三振

2015年9月 vsロッキーズ マーフィーにプロ初本塁打を献上

2015年7月 vsジャイアンツ ベルツにソロ本塁打を打たれる

2015年3月 vsジャイアンツ マックスウェルから153キロストレートで奪三振

2012年3月 カブス時代 オープン戦投球時に肘を故障

(上記5映像:MLB.COMより)

映像を見ると、2012年カブスで肘を故障し、トミージョン手術を受けた影響は無さそうです。

投球フォームは、走者無しの場合は、テークバックで若干トルネード気味にひねり、腕はアーム式で投げ下ろし、投球後は左へ体が倒れる典型的な外国人投手のフォーム。

なぜかMLB公式サイトではホームランを打たれる映像が多く残っています。

ただ、連続写真を見ていると、意外と下半身の粘りがあり、球離れも遅く、重い球を投げそうな印象。

岡田監督時代のJFKの一員だった久保田現打撃投手を彷彿とさせるイメージです。

球速も150キロ以上に戻ってきており、球威はありますが、コントロールに難がありそうで、甘い所に行くとメジャーでは、ホームランにされていますが、日本でどうか?と言ったところ。

呉昇桓も決してコントロールが良かった訳ではなく、別名「石直球」と呼ばれた重い球で、走者を出しながらも何とか抑えていたことを考えると、マテオも無理に制球重視で小さくまとまるより、荒れ玉を武器にしてしまった方が良さそうです。

あとは日米のストライクゾーンの違いで、打者と争うのではなく、審判を敵にすることなく、投げられれば面白い存在になりそうです。

球団は、もう一人投手を獲得する様ですが、今回の呉昇桓事件や、藤川球児メジャー入りの時の様に、いつも次の若きストッパー候補がいない状態。

チームとして、昨年、松田を育てきれなかったのは「育成力の無さ」の問題と「勝利優先」になってしまった影響は大きく、次世代のストッパー候補を作っておくことは急務です。

金本新監督も「3点差」ある場合は、9回でも若手をストッパーで起用したいと公言しています。

あとは、チャンスを与えられた選手はしっかりと結果を出し、いつでも正ストッパーとして行けるというものを、ベンチやファンにも見せ付けて欲しい、来季はまさに様々なポジションで、そういうアピール合戦が続くことを期待しています!

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