5月13日の阪神-ヤクルト戦。三塁走者マートンは伊藤隼太のライトフライでタッチアップ。ライト雄平からの強肩好返球もあり、悠々アウトのタイミングだったが待ち構えていた捕手西田に体当たりをし、西田を突き倒す場面があり、両ベンチから選手らが飛び出し、乱闘寸前となる場面があった。
ヤクルトとマートンの間には因縁があり、2013年にスワローズ相手に2度も無謀な体当たりをし、5月に捕手田中雅がタックルの衝撃で左鎖骨骨折、同じ年の9月には相川にもタックルをし、激怒した相川とマートンが揉み合い、両者退場処分となる出来事があった。
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昨日(5月13日)私ゐ太夫は取材観戦のため、慣れないビデオカメラ片手に神宮球場に赴いていた。
(ちなみに最近タイガース・野球記事を更新していませんが、ほぼ全試合プレーボールからゲームセットまでチェックしています)
余談はさておき、昨日の試合で、マートンがまたもや問題児ぶりを発揮。
元からプロのレベルではない守備は別にして、マートンの売りであった打撃が2割台の前半、本塁打に至っては未だゼロ。
そして極め付きは、昨日の三塁走者としての本塁突入時の殺人タックル事件だ。
悠々アウトのタイミングでの、ヤクルト捕手の西田は構えて待っている所へ、両手衝き押しの体当たり。
西田は完全に後ろに飛ばされ、上記の遺恨もあってヤクルトベンチからは監督以下全員がすぐさま飛び出し、乱闘寸前の騒ぎとなった。
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能書きはともかく私が撮影した映像でご覧頂きたい。
【三塁走者マートン無謀な本塁突入シーン】 (※福留の打席から撮影されているので、問題のシーンは動画の最後の方)
youtu.be (映像:ゐ太夫Youtubeアカウントより)
【タックル直後 両軍ベンチから飛び出す】 youtu.be (映像:ゐ太夫Youtubeアカウントより)
ライトの雄平は元投手ということもあり、ほぼ定位置からのバックホームだが、強肩を披露。
送球は弱冠高いが、捕手西田は待ち構えている状態。
高代コーチの「GO」の声が掛かったのかもしれないが、このタイミングはマートンが走りを緩めるか、せめてスライディングでタッチをかいくぐるべきだ。
成績不振の責任を感じてのことか?不振のイライラからか?
ヤクルトからすれば、2年前に田中雅を病院送りにされたうえ、その年の秋には相川までやられていればベンチは怒って当然だ。
真中監督の激高も大切な選手を預かる身としては、もっともなこと。
最悪、選手生命も絶たれる可能性もあるプレーだけに、危険極まりないし、これは絶対にやってはいけない。
※番外編 5月13日 阪神7-5ヤクルト
【3回表 梅野バックスクリーンへ豪快な2号ホームラン】 youtu.be
【6回表 福留 チームトップ4号2ランホームラン】 youtu.be
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