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[ゐ]ゐ太夫の野球論

[ゐ]ゐ太夫のぶろぐ から「のれん分け」阪神タイガース中心にプロ野球、アマ野球、MLBまで愛情持って時に辛口に論評します!



【阪神動画】危うかった史上2チーム目の通算5000勝!記念すべき試合で魅せた荒木の高い野球センス!

球団創設80周年のメモリアルイヤーに、タイガースは本拠地甲子園でサヨナラ勝利で通算5000勝を達成!

引き分けまで入れた細かい勝敗は「5000勝4674敗301分」1年早く創設した巨人は既に通算5666勝を挙げ、阪神より1年後に創立した中日は4996勝と追い上げてきており、すんでのところで1年先輩の面目を立てることが出来た。

(通算成績はいずれも2015年5月28日現在)

直近のチーム事情ではシーズン前はあれほどいた三塁手候補、西岡、新井良太、今成の3人が3人とも故障してしまう中、大卒5年目でそろそろ立場が危うくなりつつあった荒木郁也が三塁を守り、プロ入り初の猛打賞を記録し、全打席出塁も果たし、面白い存在になる可能性を垣間見せた。

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阪神タイガース 2015カレンダー

メモリアルイヤーの通算5000勝達成!

交流戦に弱いタイガースが、楽天を相手に2試合連続サヨナラ勝利で「交流戦開幕3連勝」
これで阪神タイガースは球団創設80周年で、チーム通算5000勝を甲子園で達成。

プロ野球で巨人に次ぐ歴史を持つ球団が、順番通りプロ野球史上2番目に5000勝を挙げることが出来、面目を立てることが出来た。

というのも、前述の通り阪神より1年遅れて創立したドラゴンズが4996勝で追い上げてきており、本当にギリギリのところで面目は保たれた形となった。

ちなみにセ・リーグ球団の通算成績は以下の通り

読売ジャイアンツ 通算5667勝3974敗311分 .588

阪神タイガース 5000勝4674敗301分 .517

中日ドラゴンズ 4996勝4633敗334分 .519

広島カープ   3991勝4403敗332分 .476

ヤクルトスワローズ 3943勝4489敗296分 .468

横浜DeNAベイスターズ 3754勝4697敗279分 .444

(2015年5月28日現在)

こうして見ると、勝率5割を超え、しっかり2番目に5000勝を達成出来たことは、あの長い暗黒時代からは考えられなかったことであり、それまでの多くのレジェンドに支えられ強かったタイガースと、2003年の18年ぶりの優勝以来立ち直りつつあるチーム状況がよく分かる数字だ。

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そして三塁手は誰もいなくなった面白い存在サード荒木

今季開幕前は、セカンドを上本に譲った形となった西岡がサードに入り、巧い守備と柔らかい打撃が売りの今成、一時期は4番も打った長打力の新井良太がだぶついてしまう状況だったが、今成は早々に故障、西岡が右肘の側副靱帯損傷で長期離脱で今季中の復帰も危うくなり、直後に新井良太が左膝打撲。

西岡の故障発生が5月22日で、また運の悪いことにユーティリティープレーヤーで何度も三塁守備固めにも入っていた坂克彦をその前日に登録抹消しており、新井良太の故障後は関本がスタメンサードに入るスクランブル状態に陥った。

その間隙を縫う様にサードに入ってきた荒木郁也が、この5000勝の試合でプロ入り初の猛打賞、6打席3打数3安打、3四死球の全打席出塁に加え2盗塁を記録。

これまで、走力、守備力には定評があったが打撃が課題の大卒5年目でそろそろ後がない状況だったが、面白い存在になってきた。

【2015年5月28日 対楽天戦 ダイジェスト映像】

(映像:虎テレより)

荒木が見せた好球必打の打撃は、シンプルに高めの甘いストレートをしっかり上から叩き、ライナー性の打球を飛ばす好感の持てるスタイルだ。

今後、相手チームに研究されてそうそう甘い球が来なくなった時にどう対応出来るか?という課題はあるが、とかく自ら打撃を複雑にしてしまう阪神打線の中で、シンプルな打撃と選球眼で出塁し、流れを作り続ける辺りは1、2番打者として相手投手の右左関係なく、しばらくスタメン起用をして欲しい存在だ。

荒木を観ていて「面白い存在」だと思ったのは、延長11回の裏に2アウトからヒットで出塁し、盗塁を仕掛け、見事成功させたことにある。

ヒーローインタビューでは「自分の中で行けたら行こうと思ってた」と語っており、おそらくサインではなく自身の判断で延長戦2アウトから盗塁を仕掛けに行った度胸と、センスに荒木の今後の可能性を感じさせるのだ。

【ヒーローインタビュー 福留・荒木】

(映像:虎テレより)

走る野球を何年も掲げながら、ちっとも走らないチームの中で、あの状況から盗塁を決められる荒木のセンスは相当高い。

相手投手は、制球に難があり、昨日は福留にサヨナラ弾を浴びている戸村。

焦る戸村の心理状況を読み、盗塁を決めたことによって、より相手を心理的に追い込んだ

和田監督の采配は、若手野手の場合、相手先発の右左でスタメンを決めることがほとんどだが、伊藤隼太も含めて相手投手が左でも、しばらく固定して起用して貰いたい。

伊藤隼太は守備にまだ難があるが、荒木の場合は守備に心配はない。

走塁、特に盗塁のセンスは、なかなか教えて出来るものではないので、ここは腰を据えた采配をしてくれれば、荒木郁也、なかなか面白い存在になってくると思うのだが、タイガースベンチの存念やいかに!?

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toradayu.hateblo.jp

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