神宮野球大会で、見事日本一に輝いた駒沢大学。キャプテンで4番の江越大賀は強肩・俊足・長打力に加え「大学日本一の4番」の栄冠を引っ提げて「タイガース」へ入団することになった。
即戦力外野手として、早期一軍の可能性を以下の各映像から検証。話題になった、中部学院大との試合のセンターからの「レーザービーム」返球。東都リーグでの「右方向」へのホームラン。
セカンドへのゴロで「内野安打」にしてしまう「俊足」ぶりを映像でご覧頂きたい。
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守備力・強肩
まずは、江越の「強肩」ぶりから。
(TV中継から) http://youtu.be/un6THfU8naw YouTube
(バックネット裏から) 2014/11/16 江越大賀 (駒澤大学) センターからレーザービームで本塁阻止! 4年秋 - YouTube
センター前への打球に対し、チャージをかけ、ワンバウンドで捕球。
シュート回転が掛かるものの、バックホーム返球は、捕手がジャンプして捕るほど高めに浮くが、ランナーは予想外の返球に三本間で挟まれ、挟殺プレーで悠々タッチアウト。
現在、タイガースには強肩外野手は福留以外ほぼ居ない状況であるので、貴重な存在になりそうだ。
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打撃力
次は東都リーグでの「本塁打」シーン。 2014/10/21 駒澤大・江越大賀外野手、中央大・島袋洋奨投手からホームラン - YouTube
ソフトバンクホークスからD5位指名を受けている中大・島袋から高めに入った球を逆らわず、軽くスイングしているが、打球は思ったより伸びていき、ライトへスタンドイン。
神宮野球大会でも、軽打してセンター前ヒット等のバッティングが度々見受けられ、駒大の先輩、新井良太の様な強引なスイングではなく、打撃面でもこういうタイプの打者が好きなタイガースの傾向からすると早期一軍昇格の可能性が高い。
ただ、遠くへ飛ばす魅力は消さないで欲しい希望もある。
走塁
最後は「俊足走塁」のシーン 江越大賀 島袋洋奨からセカンド内野安打 ヘッドスライディング 20140520 - YouTube
同じく中大・島袋との対決。
外角ストレートを引っ掛けてしまい、打球はやや二遊間よりにボテボテのゴロになり、セカンドは捕球から体勢を立て直しての一塁送球とはなり、江越はヘッドスライディングでセーフ内野安打。
プロのセカンドではアウトの場面かもしれないが、江越の一塁到達時間は非常に早く、かなりの俊足ぶりを魅せている。
総評
現状「走攻守」のレベルの高さとバランスを考えると「大学球界NO1」の外野手と言ってもいい。
プロの投手相手にどこまで打撃に「順応性」があるか?
いやらしいまでに「弱点」を突いてくるプロの配球と速いストレートとハイレベルな変化球にどこまで「対応」出来るか?という課題を克服していけば、俊足・強肩・守備力では「一軍レベル」でやっていける可能性は十分にあるため、強肩外野手の少ない先輩達を押し退ける魅力は、大いにあると見ていい。
特に広い甲子園で「俊足」「強肩」は「武器」になる。
盗塁センスがどの位あるのかにもよるが「代走」「守備固め」として、開幕一軍の切符を手にする可能性は高く、そこから一軍レベルの投手相手に打撃でも力を魅せることが出来れば、行く行くは外野でのレギュラーを獲ることも可能だろう。
とにかく「強肩」は何よりの魅力だ!
江越大賀、大いに期待して見て行きたい選手だ!!
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