球団創立80周年を迎える来季からのタイガースの投手陣を背負って立つエースは藤浪晋太郎!
地元「サンテレビ」のタイガースゴルフ番組表彰式の場で、能見から異例の「公開指名」を受けた。
高卒ルーキーとして2年連続二桁勝利を挙げた藤浪だが、1年目10勝2年目11勝の現状に、彼の持つポテンシャルからすると物足りないことは、藤浪自身が一番分かっているはずだ。
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かねてから「エースの座」を若手に譲りたい発言をしていた
能見篤史がTV収録の場で「晋太郎を中心にやってもらいます」と
藤浪への「エース禅譲」を公言した。
今季、11勝を挙げた藤浪は、松坂大輔以来14年ぶり、
セ・リーグではタイガース江夏豊氏以来46年ぶりの、
高卒1年目から2年連続二桁勝利の快挙となった。
しかし、10勝→11勝という勝ち星は、本人も満足しておらず
「野手の皆さんに助けてもらった。まだまだ納得出来る数字ではない」と
発言している。
藤浪の持つポテンシャルからしても、来季は15勝以上を挙げてもらい、
名実ともにタイガースのエースとなることに期待したい。
来季春季キャンプでは、記録に並んだタイガースOB江夏豊氏が
臨時投手コーチとして招聘されており、藤浪には「エースの覚悟」を
享受してもらいたい。
今季は1年目のピッチングフォームで踏み出し足がクロスすることを
「故障しやすい」という理由で、中西投手コーチらに矯正されたが、
何か小さくまとまってしまった感は否めない。
理論的には「クロスステップ」は故障しやすいと言われるが、
藤浪も「マエケン流」の自己流調整をすることも発言しており、
ピッチングフォームに関しても、ある程度自分の感覚で微調整を
図ってもらいたいと思っている。
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先の「日米野球」では、前田健太、金子千尋、武田翔太らから、
調整法や変化球の握り等について積極的に教えを乞い、
自分のものにしようとしている貪欲さは、現状に全く満足していない
藤浪の飽くなき向上心の現われで、非常に好感が持てる。
来季以降、藤浪がエースとなって投手陣の先頭に立つことによって、「地位が人を育てる」という言葉を地で行く様な自身の活躍と投手陣全体にもいい影響を与えられる様な存在になることを大いに期待したい!
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toradayu.hateblo.jp
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