[ゐ]ゐ太夫の野球論

[ゐ]ゐ太夫のぶろぐ から「のれん分け」阪神タイガース中心にプロ野球、アマ野球、MLBまで愛情持って時に辛口に論評します!

【阪神】開幕3連勝の次カード初戦を能見で落とした痛い敗戦! タイガース2015

球団初の開幕から2試合連続サヨナラ勝利。3試合目は打線が爆発し最後は2点差まで追い付かれたが、なんとか開幕カード3連勝した。

開幕2カード目となる敵地でのヤクルト戦は、明日明後日と若手の岩本、岩崎の先発が予定されているだけに、この後の流れやプレッシャーを考えると今日の初戦は能見の先発で、落とせない試合だった。

しかし、決して調子が良いとは言えないタイガース打線は、ヤクルト先発の成瀬の立ち上がりに連続安打、西岡の本塁打で3点先取した後は散発の4安打しか打てず、敗戦。明日以降の戦い方を難しくしてしまった。


【スポンサーリンク】




f:id:h-idayu:20150328213447j:plain
個人的な感想としては開幕カードは劇的な試合結果ではあったが、内容は余りいいものとは言えず、ここ数年で一番戦力的に不安のある中日相手になんとか3連勝したという印象だった。

そしてビジター神宮での3連戦を迎え、やはり和田監督も全体的に内容の良くない打線と、相手が中日で無ければもっと打たれていたかもしれない投手陣に不安を抱えているが故の、昨日移動日の異例の全体練習だったのではないか?と考えている。

明日の予告先発岩本は正式なローテーション投手として、初めて開幕メンバーに入り、ただでさえ緊張するところへ持ってきて狭い神宮でもあり、3連戦の初戦を能見で落とすとなると、岩本に懸かる重圧が大きすぎる。

今日先発の能見も昨季開幕カードで打ち込まれてから、ずるずると勝ちきれない試合が続き、らしからぬ成績に終わっただけに、今日は色々な要素が絡まり、是が非でも勝ちに行きたい試合だった。

相手ヤクルトの成瀬の出来もさしていいものとは思えなかったが、立ち上がりを攻めた西岡3ランで3点先制した以降は、4安打。

能見も初回以外は走者を出す苦しい投球で、特に雄平に本塁打とタイムリーを喫し、4失点。

成瀬が5回で降板後の継投登板の徳山も秋吉も、成瀬と同じく余りいい出来ではなかったが、何かずるずると回を重ねてしまった形だ。

【スポンサーリンク】




今阪神打線で内容のいい打撃をしているのは、鳥谷、ゴメス、福留の3人のみで、マートンの内容の悪さは非常に心配だ。

大和もキャンプ中に取り組んだ「力まないスイング」が裏目に出てしまったのか、当てに行くこする様な打撃になってしまっている。

もし、このままの調子で大和が上がってこないなら、早い段階でスタメンセンター江越という可能性も出てくるだろう。

ここまで、ずっとマスクを被っている梅野も昨季能見とのコンビは余りなく、ランナーを背負った場面や重要な局面では意思の疎通を図るためにマウンドへ行った方がいい。

これは、開幕カードの呉昇桓(オ・スンファン)の時にも言えることだった。(梅野は昨季は試合終盤はベテランにマスクを譲ることが多かったため)

明日の岩本先発ゲームは、岩本が試合を壊さない限り、何としても勝ちを付けるべく、早い回の得点と中押しダメ押しまでを期待したい。

岩本はシーズン通してローテ投手として行けるほどの力を付けてきただけに、シーズン序盤に勢いをつけ、いい意味の若さを持って行けるところまで飛ばしまくって欲しい。

そのためにも、明日の試合は「絶対に落とせない」のだ。



(関連記事)toradayu.hateblo.jp
toradayu.hateblo.jp
toradayu.hateblo.jp
toradayu.hateblo.jp

© 2015 [ゐ]ゐ太夫の野球論, ALL RIGHTS RESERVED.
※当ブログの文章、画像、図表等を含む一切の著作物の盗用、不正利用を禁じます。