タイガース鳥谷敬が推定5年20億円の超大型契約で更改。更改後の記者会見では「タイガースで優勝したい気持ちを強く持った」と語り、キャプテンとして球団創設80周年の今季に賭ける思いを語った。
海外FA宣言からメジャー移籍騒動に揺れた鳥谷だったが、一部報道ではメジャーから正式なオファーは無かったともされ、タイガース残留を決意!
今日、正式に球団と5年20億円(推定)の超大型契約で更改を終えた。
鳥谷は現在33歳。38歳までの阪神一筋の野球人生を歩むことになる。
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球団も掴めない鳥谷の動向。
球団創設80周年を迎え「優勝」のために「戦力補強」を画策するも、
全て他球団に移籍、もしくは狙っていた選手が残留という惨敗状態。
鳥谷が移籍することは、ただ3番ショートが居なくなるだけではなく
打線の絡み、守備のコンバート等、チーム全体に及ぼす影響が大きすぎた。
メジャーのGMウインターミーティング前には「移籍濃厚」の報道も流れたが、
これまでの日本人内野手の低評価、韓国人内野手のポスティング契約もあってか、
正式なオファーは無かったという説まで流れ、チーム残留に落ち着いた。
毎年、単年契約で「メジャー移籍」を視野に入れていた鳥谷だが、
5年契約という長期契約を結び、落ち着いてプレー出来る環境は整った。
今季、黒田・前田健太の2枚看板の広島カープがセ・リーグの台風の目と
なることは必定だが、タイガースも戦力的に見て「優勝」を狙える要素は
十分にある。
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巨人は元より、積極補強を見せたヤクルトも上位争いに加わる可能性は高く、
節目の80周年を優勝で飾るのは、去年より難しくはなった側面もあるが、
鳥谷という攻守に渡る存在を要に、エースを禅譲された形の藤浪を中心とした
投手陣と打線が上手く絡んで、記念の年を栄えある年にして貰いたい。